こんにちは、Khsmty と申します。
この度、1月に基本情報技術者試験を受験し無事合格したので、合格体験記として勉強方法などを残しておこうと思います。
(遅筆すぎてめちゃくちゃ遅くなってしまった…)
筆者の受験時スペック
- 普通科の高校2年生 (新課程の情報Ⅰは履修済み)
- ITパスポート合格済み・範囲について一通り勉強済み
- プログラミングには普段から触れている
こんな状態から、2023/12 から1ヶ月勉強して2024/01/06 に受験してきました。
使用した教材
- 令和05年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室
基本情報技術者ドットコムにて おすすめ参考書として紹介されていた ので購入しました。
個人的には I パス受験に使った合格教本シリーズの方が説明が簡潔で好きでしたね。 - 基本情報技術者過去問道場
情報処理技術者試験において「過去問を制する者は試験を制す」というのは本当にその通りで、参考書を読むというよりひたすら過去問をやった方が良いです。
過去問道場シリーズは解説も詳しくておすすめです。
具体的な勉強方法については後に書きます。
まずは、基本情報技術者試験がどんな試験かを簡単に振り返ります。
基本情報技術者試験とは?
基本情報技術者試験について
基本情報技術者試験は、共通キャリア・スキルフレームワーク (Lv.1〜4) のうち Lv.2 に位置づけられています。
Lv.2 という字面だけ見ると簡単そうに見えるかもしれませんが、実際は「IT エンジニアの登竜門」とも言われる試験で、非 IT 職にとってはなかなか難しいと思います。
試験の出題方式
試験の出題形式を見ていきましょう。
科目A、科目Bともすべて選択問題です。画面上の選択肢をマウスで選んでいく方式になります。満点はどちらとも1000点で、6割である600点以上で合格となります。(Iパスと違い、分野ごとの点数要件はありません)
科目A、科目Bの間は最大10分まで休憩を挟むことができます。10分を超えてしまうと科目Bの受験時間が超過時間分短縮されてしまうので、勉強はせずトイレに行く程度にとどめておいたほうがよいでしょう。
なお、科目A・Bどちらかのみ合格点に達しなかったとしても免除制度はありません。
試験の合格率
合格率グラフのスクリーンショットが以下です。
このデータは旧制度時代のものですが、20〜40%程度となっています。CBT 受験ではもう少しだけ合格率は高い印象です。
中々に合格率は低いですが、しっかりと対策することで特に難しいことなく合格することが可能な試験です。
基本情報技術者を取得するメリット
基本情報技術者というだけあって、IT に関する基本的な知識を学ぶことができます。
高校生なら情報Ⅰ、Ⅱで無双できるようなスキルや入試面接でのアピールポイントが、
社会人なら転職時のアピールポイントがゲットできると思います。
また仮にも国家試験ですので、そこら辺のパソコン検定とかよりかは確実に信頼性があります。
科目A (旧午前試験) の対策
科目A 対策は、ひたすら過去問を解いて理解していくことです。参考書を読むというよりは、とにかく実際の問題に触れて慣れたほうが良いです。
最初はちんぷんかんぷんな問題が出てくると思いますが、それでもなるべく過去問を解いたほうがいいと思います。
具体的な勉強方法を示します。
1. 参考書の基礎知識部分だけを軽く読む
参考書の基礎知識の部分だけを軽く読み流します。
参考書は内容が多すぎて、読もうと思えばいくらでも時間をかけて読み込めてしまうので時間がもったいないです。
なんなら単語部分だけ見て、分からないのがあれば「へ~、こんなのあるんだ」と思うぐらいでいいです。
2. 過去問を解く
科目A と旧午前問題の過去問をひたすら解きます。おすすめは 過去問道場 ですが、合格教本シリーズを買った場合は DEKIDAS-WEB というアプリがついてくるのでそっちでもいいです。
このためだけに本を買うのはおすすめしていません。
3. 分からない単語は索引から引く
過去問を解いていて分からない単語が出てきたら、必ず参考書の索引から引いて調べます。
過去問をウェブアプリで説いている場合はウェブで調べたらいいじゃん、と思うかもしれませんが、ネットは誘惑が多すぎて時間を無駄にするのでダメです。私はこれで軽く3時間は無駄にしました。
この時、一度で覚えようとする必要はありません。単語は過去問を何回も何回も繰り返していくうちに、自然に覚えていくものです。
科目B (旧午後試験) の対策
私の場合は、サンプル問題①、サンプル問題②、公開問題 をそれぞれ2周しただけです。普段からプログラミングに触れている場合はこれぐらいで十分だと思います。
ただ、出題されるコードは擬似言語で書かれているので、そこは慣れが必要かもしれません。
普段からプログラミングをしていない場合は、書店などで科目Bの問題集が売っているので、自分に合ったものを購入するといいでしょう。
プログラミングは数をこなして慣れていくものです。こちらも科目Aと同様、ひたすら解きまくりましょう。
試験当日について
余裕を持って行くよう書かれていたので、20分ほど前に到着しました。
IT パスポートを受験したときは時間まで待機だったので「直前まで単語とか確認しとくか〜」と思っていたら、到着してすぐ受付、すぐ受験でした。
直前勉強は電車や道中で済ませておいたほうがよいかもしれません。
最後に
基本情報技術者試験は、勉強方法さえ合えば本当に誰でも取得できる試験だと思います。
持っていると役に立つこと間違いなしなので、ぜひ諦めずに取得してみてください。
記事が長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
合格お祈りしています。
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